兆候
最初の兆候は、食いしん坊のそぼろのご飯の食べ方がおかしくなり、普段は5分くらいで食る量を20分以上かけて食べるようになりました。その後、食べたものを全部吐いてしまったり、昨日はご飯や水もほとんど受け付けなくなった上に、1日で6回も吐き、すっかり衰弱してしまいました。
病名
かかりつけの「ちの動物病院」に連れて行き、レントゲンと超音波断層検査(エコー)をしていただいた結果、腸に3cmくらいの異物が詰まっていることが判明。「腸閉塞」でした。
治療
先生が治療についてを親切に説明してくださいました。
治療①:手術 → 迅速に確実に取り除くことができるが、麻酔による合併症(今回の手術だと30%)、最悪の場合死にいたる可能性もある(致死率2.9%)。そして高額。
治療②:点滴などを用いて異物を流す → うまくいけば体に負担がなく最高だが、確実性はないので、もし出てこない場合、その間に手遅れになってしまうリスクも
治療③:バリウム → 検査結果に時間がかかってしまうので、同じくその間に手遅れになってしまう可能性がある
妻と相談したのち、すでにそぼろは衰弱していたので「手術」を選択しました。後悔はしたくないし。
決定を伝えると、すぐに手術の手配を整えてくださり、その日の午後一番で手術してくださることになりました。
わたしはいったん仕事に行きましたが、午後15時半頃に病院から連絡があり、無事に手術が終わったとのこと。
病院の営業時間後、麻酔から少し意識の戻ったそぼろに会わせてくださいました。
詰まっていたもの
先生が見せてくださった手術中の動画の中で、腸内から詰まっていたものが出てきた時、一目でそれが何か分かりました。
わたしは室内でクロックスのサンダルを履いているのですが、そぼろはそれを噛み噛みするのが大好き。異物はそのサンダルの破片でした。
わたし自身なんとなく危ないなと思ってはいたのですが、何のアクションも起こさないまま、結果そぼろを苦しめることになってしまいました。。。痛恨でした。
そぼろに本当に申し訳ない、、、苦しめてごめんね。。。
今後
異物が通った後の腸は赤く大きく腫れているので、まだまだ安心できる状態ではないそうです。
しばらく入院して経過を見ることになりました。合併症も含め、何事もないことを祈るばかりです。
面会はできるそうなので、できるだけ会いに行きたい。
教訓
「誤飲」、、、よく聞く言葉ですし、「気をつけないと」と思っていたものの、どこかで他人事でもありました。それに対する具体的な対策を怠っていました。
もちろん、どんなに対策を講じても猫はどこからか新たな物体を見つけてくる天才。それでも対策にベストを尽くしていれば確率を下げることができるし、もし何かあったとしても後悔は少なくてすむはず。
改めて命を「飼う」ということついての責任を痛感させられました。
そぼろのいない我が家は、チノとピノもいつもよりどことなく静かです。
わたしも寂しくてしょうがない。。。
改めてそぼろの存在の大きさを感じている夜です(涙)。
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